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NHK-FM「吹奏楽のひびき」の記録です。 非公式ページですので、悪しからず。
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 第27回目放送は下記の曲でした。


                    【ゲスト】齋木小太郎
 − チンドン 路上バンドの楽しみ −

「竹に雀〜千鳥」
                       (3分40秒)
                    (演奏)長谷川宣伝社
   <パフ・アップ・ラベルス PUFF UP PUF−7>

「街のチンドン屋」
                       (1分50秒)
                     (演奏)鈴かん連中
           <トンボ トンボ 15542(SP)>

「街頭宣傳(上)」
                       (1分20秒)
                     (演奏)齋藤音楽会
「街頭宣傳(下)」
                       (1分20秒)
                     (演奏)齋藤音楽会
         <リーガル リーガル 66761(SP)>

「美しき天然」                田中穂積・作曲
                       (2分25秒)
                  (演奏)小一堂宣伝社社中
          <キング KING KICH−2383>

「軍艦行進曲」               瀬戸口藤吉・作曲
                       (2分40秒)
                    (演奏)アダチ宣伝社
   <GROSSE RECORDS GROSSE
                     GRCS−002>

「シェイク」                 小森田実・作曲
                       (1分35秒)
                   (演奏)ちんどん通信社
   <オフノート・レコード OFF NOTE ON−56>

「スーパー葉牡丹」              本田祐也・作曲
                       (2分05秒)
                (演奏)チャンチキトルネエド
  <リトルモア・レコーズ リトルモア TLCA−1018>


 
 ちょっと変わった視点でのご紹介。
 「チンドン」も管楽器と打楽器という編成である以上、広義の意味では吹奏楽と呼べるわけです。
 そして、歴史的に見ても両者の関わり合いは深く、かつての「ジンタ」は元軍楽隊員が終戦後になったケースも多かったですし、そもそもの「宣伝のために管楽器を使う」ことが、のちに様々な百貨店が「少年音楽隊」を作成したのも、民間吹奏楽の隆盛に一役買ったわけで。
 ともかく、「ホールなどではなく、もっと一般の人々に身近なところで奏でられる吹奏楽」というものを考えるのは大事なことだと思います。それが、地元に密着した「コミュニティバンド」としての活動を省みることにつながるはずです。

 今回、ゲストとして、この分野に非常にお詳しい齋木さんにお越しいただきました。
 もっと詳しい研究成果は、論文としてまとめられていまして、その抄録が日本吹奏楽指導者協会(JBA)の最新の紀要に掲載されていますので、ぜひお読み下さい。
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 第26回目放送は下記の曲でした。

 − ソロ・クラリネットの魅力 −

「クラリネットと軍楽隊のための小協奏曲」
                 リムスキー・コルサコフ作曲
                       (8分40秒)
          (クラリネット)ソルヴェ・キングステッド
        (吹奏楽)ストックホルム・コンサート・バンド
          (指揮)ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー
   <CHANDOS CHANDOS CHAN−9444>

「クラリネットとバンドのためのデリヴェイション」
                   モートン・グールド作曲
                      (16分05秒)
               (クラリネット)シャロン・カム
                 (吹奏楽)ロンドン交響楽団
                (指揮)グレゴール・ビュール
  <TELDEC TELDEC 8573−88482−2>



 何か特定の楽器にスポットを当てて紹介してみよう、ということで、第一弾はクラリネットにしてみました(第二弾がいつになるかは未定)。

 クラシカル・クラリネットから1曲と、ジャズ・イディオムを用いた曲を1つ、という組み合わせです。

 ゲストを招いた演奏会をやる団体もあるかと思いますが、そうしたときの選曲の参考にでもなれば、という狙いもありました。

 たまにはこういう路線も面白いのではないでしょうか。
 第25回目放送は下記の曲でした。

 − よみがえるいにしえの響き −

「バラード 第17番」
   ギヨーム・ド・マショー作曲、パーシー・グレンジャー編曲
                       (2分15秒)
 (吹奏楽)イギリス王立ノーザン音楽大学ウインドオーケストラ
                 (指揮)クラーク・ランデル

「ラ・ベルナルディーナ」
    ジョスカン・デ・プレ作曲、パーシー・グレンジャー編曲
                       (1分20秒)
 (吹奏楽)イギリス王立ノーザン音楽大学ウインドオーケストラ
                 (指揮)クラーク・ランデル
  <CHANDOS CHANDOS CHAN−10455>


「“ダンスリー”から“ムーア人の踊り”“ファゴット”
        “ショーム吹きの踊り”“パヴァーヌ:戦い”」
    ティールマン・ズザート作曲、パトリック・ダニガン編曲
                      (10分00秒)
         (吹奏楽)テキサス大学ウインドアンサンブル
                (指揮)ジェリー・ジャンキン
   <REFFERENCE RECORDINGS
                     RR−104CD>


「“テレプシコーレ”から IV」
     ミヒャエル・プレトリウス作曲、ボブ・マーゴリス編曲
                       (8分45秒)
       (吹奏楽)シンシナティ大学ウインドシンフォニー
                (指揮)ユージン・コーポロン
     <東芝EMI KLAVIER TOCZ−9214>



 
 名盤3枚を使っての豪華構成。いずれも素晴らしい内容のディスクなのですが、その中から抜き出してのご紹介。「ダンスリー」と「テレプシコーレ」は全曲ご紹介できないのが、本当に残念。


 グレンジャー編曲のものは、最近リリースされた新しいCD。「バンドのためのジェムス(宝石集)」という膨大な量のグレンジャーによる編曲集の一部が収録されたもので、実に興味深いCDです。

http://www.hmv.co.jp/product/detail/2704640

 ちなみに「ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オブ・ミュージック・ウィンド・オーケストラ」は、訳としては今回の表記のものが正しいのだそうです。イギリスには「王立音楽院」と「王立音楽大学」があって、吹奏楽が盛んなのは「音楽大学」の方なのです。チラホラと誤訳されているのを見かけますね。


 スザート(NHKではズザートらしい)の「ダンスリー」は、フィリップ・ジョーンズ・ブラスアンサンブルの「スザート組曲」と言った方が知っている人が多いかも。ちょうどアンサンブルコンテストのこの時期、演奏した人もいるかもしれません。
 klavierからも「ダンスリー」は出ていますが、あちらとは編曲が違います。
 このCDには他に、ドアティ「ストコフスキーの鐘」の初録音なども含まれています。演奏も録音も素晴らしいディスクです。

http://www.amazon.co.jp/Bells-for-Stokowski/dp/B0001JXQCY/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1227341442&sr=1-1


 マーゴリス編によるプレトリウス「テレプシコーレ」は、有名な曲。
 アンサンブルコンテストでもよく目にしますが、このマーゴリス版は色々と変わっています。
 まず、とにかく楽譜の指示が細かい!
 こちらでパート譜が見れますが、番組でも触れた「フルートが10 div.」や「打楽器にフォルテが一杯」が確認できます。

http://www.manhattanbeachmusic.com/html/terpsichore2.html

 名盤と誉れ高いこのCD、今回は東芝EMIの国内盤を使いましたが、現在手に入るのはklavierのものです。これ、音源は同じものです。

http://ml.naxos.jp/album/KCD-11058

 このCD、実はEMIとklavierの共同プロジェクトで作成されたもので、シンシナティWSが山梨のフェネルホールで録音しています。


 今回は「古楽を吹奏楽で」というテーマに据えていますが、裏のテーマとしては、いわゆる編曲問題を扱っています。
 単なる移し替えではない、「創造的な編曲」とはなにか、ということを考えてみたいものです。
 第24回目放送は下記の曲でした。


 − ロイヤル・コンセルトヘボー・ブラス・クィンテット
                     演奏会 −(2)

「金管五重奏曲」             クーツィーエル作曲
                      (11分15秒)
   (金管五重奏)ロイヤル・コンセルトヘボー・ブラス・
                        クインテット

「アメリカ組曲 第1番」       エンリケ・クレスポ作曲
                       (8分55秒)
   (金管五重奏)ロイヤル・コンセルトヘボー・ブラス・
                        クインテット

「ハンガリー舞曲 第5番」 ブラームス作曲、ポール・ハナ編曲
   (金管五重奏)ロイヤル・コンセルトヘボー・ブラス・
                        クインテット

  〜東京・浜離宮朝日ホールで収録〜
                    <2008/7/8>



 
 前回に引き続き、NHKの放送権があったので紹介しているこの演奏会のライヴ音源をご紹介。

 今回は、金管五重奏の主要レパートリーである2曲と、アンコールから1曲。
 と言っても、「アメリカ組曲」は抜粋での演奏でした。

 普段からアンサンブルとして活動しているわけではない「オケのメンバーによるアンサンブル」というのは、ある意味では「吹奏楽団の団員がやるアンサンブル」に通じるわけで、そうした点では常設アンサンブルの演奏を聴くのとはまた違った見方もできたのではないでしょうか。
 第23回目放送は下記の曲でした。


 − ロイヤル・コンセルトヘボー・ブラス・クィンテット
                     演奏会 −(1)

「組曲〜チェントーネ 第5番」
           シャイト作曲、ヴァーン・レイノルズ編曲
                       (7分55秒)
   (金管五重奏)ロイヤル・コンセルトヘボー・ブラス・
                        クインテット

「歌劇“ルスランとリュドミーラ”序曲」
            グリンカ作曲、フーフ・ステケテー編曲
                       (5分50秒)
   (金管五重奏)ロイヤル・コンセルトヘボー・ブラス・
                        クインテット

「ミュージック・ホール組曲」   ジョゼフ・ホロヴィッツ作曲
                       (9分35秒)
   (金管五重奏)ロイヤル・コンセルトヘボー・ブラス・
                        クインテット

  〜東京・浜離宮朝日ホールで収録〜
                    <2008/7/8>


 NHK独自録音で、せっかく放送権があったのでご紹介することとなりました。

 ちょうどアンサンブル・コンテストのシーズンでもありますし、たまにはこういうのもいいのではないでしょうか。

 今回は、古楽の国オランダらしくシャイトの曲、オケからのアレンジもの、定番レパートリーと、違う傾向の3曲を並べてみました。

 実のところ、ステケテー編曲のベートーヴェン「悲愴ソナタ」という変わり種もあって、そちらも検討していたのですが、聴いてみて内容的なことから判断し、今回は見送りました。


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