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NHK-FM「吹奏楽のひびき」の記録です。 非公式ページですので、悪しからず。
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 第60回目放送は下記の曲でした。

 - 小山清茂をしのぶ -

「吹奏楽のための“太神楽”」         小山清茂・作曲
                       (5分00秒)
           (吹奏楽)東京佼成ウインドオーケストラ
               (指揮)フレデリック・フェネル
      <日本コロムビア株式会社 COCG-13100>

「吹奏楽のための“花祭り”」         小山清茂・作曲
                       (4分35秒)
         (吹奏楽)群馬県立前橋商業高等学校吹奏楽部
                     (指揮)大木 隆明
   <株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント
                    SRCR-2207>

「吹奏楽のための“琴瑟”」          小山清茂・作曲
                       (8分15秒)
               (吹奏楽)陸上自衛隊中央音楽隊
                     (指揮)菅原  茂
            <キングレコード KICC-408>

「吹奏楽のための“木挽歌”から“盆踊り”“フィナーレ”」
                       小山清茂・作曲
                       (6分10秒)
           (吹奏楽)東京佼成ウインドオーケストラ
                     (指揮)小田野宏之
            <佼成出版社 KONCD-2901>


 今年の6月6日に亡くなった小山清茂の追悼特集。
 今回採り上げた4曲と、最近再販された小山清茂作品集収録の作品を合わせると、ほぼ全ての作品が聴けたことになります(あとは「能面」と「信濃路」)。

 末永く演奏されることを願って、合掌。

 それにしてもどこか「イングリッシュ・ホルンと吹奏楽のための音楽」(アメリカン・ウインド・シンフォニー委嘱作品)の全曲を録音してくれないものでしょうかね?
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 第50回目放送は下記の曲でした。

 - 古関裕而生誕100年 -

「栄冠は君に輝く」      古関裕而・作曲、高沢智昌・編曲
                       (2分40秒)
           (吹奏楽)東京佼成ウインドオーケストラ
                     (指揮)齋藤 一郎
     <ユニバーサル ミュージック UICZ-4170>

「暁に祈る」         古関裕而・作曲、白磯 巌・編曲
                       (3分10秒)
                (吹奏楽)コロムビア吹奏楽団
     <キングレコード KICG-3072(モノラル)>

「スポーツ・ショー行進曲」          古関裕而・作曲
                       (3分10秒)
             (吹奏楽)コロムビア・ブラスバンド
       <日本コロムビア AK619(SPモノラル)>

「オリンピック・マーチ」           古関裕而・作曲
                       (5分25秒)
  (吹奏楽)英国ロイヤル・エアフォース・セントラル・バンド
                 (指揮)エリック・バンクス
           <ビクター音楽産業 VDC-1394>

「式典曲“純白の大地”」  清水みのる・作詞、古関裕而・作曲
                       (4分00秒)
                    (合唱)日本合唱協会
                (吹奏楽)コロムビア吹奏楽団

「スケーター・ワルツ」            古関裕而・作曲
                       (2分20秒)
                (吹奏楽)コロムビア吹奏楽団
   <コロムビアミュージックエンタテインメント
                   COCP-30359>

「阪神タイガースの歌」    古関裕而・作曲、木村吉宏・編曲
                       (1分20秒)
         (吹奏楽)なにわ《オーケストラル》ウインズ
                     (指揮)丸谷 明夫
          <ブレーン株式会社 BOCD-7170>


 古関裕而は1909年8月11日生まれで、亡くなったのが1989年8月18日。つまり、この8月が生誕100年にして没後20年に当たります。そこで、この特集。
 折しも高校野球が開幕したばかりということもあり、「栄冠は君に輝く」に始まり、割と定番の作品で構成してみました。

 ところで、古関にはこれ以外にも吹奏楽作品はたくさんあります。編曲されたものも多いのですが、オリジナル作品もかなりの数が確認されています。
 ところが、あまり存在が知られていないのは残念です。

 その理由は、戦前・戦中の作品が多いから、というのも挙げられます。
 例えば、行進曲「空征く日本」なんてのは、とても勇壮で、洒落た和音が続く面白いマーチです。
 今回採り上げた「暁に祈る」にしても、第三者の手による編曲ではなく、古関自身が編曲したもの、なんてのもあります。

 それらも紹介してみたかったのですが、放送日は8月9日。陸軍戸山学校や帝国海軍軍楽隊の演奏を流すのには憚られる日程でした。

 そろそろ社会的背景と切り離して音楽作品を音楽作品として紹介するというような動き、はたまた、記録として「このような作品もあったのだ」ということを後生に伝えていく、という動きとして、戦前・戦中の作品の保存もあっていいと思うのですが、どうでしょうか。
 「当時を考える」というのは、当時の様子が分かるから出来るのであって、抹殺してしまってはいけないものだと思います。

 古関の戦前・戦中の作品は、こちらのCD(COCA-12451 など)で聴くことができますので、興味のある方はぜひ。

 なお、古関の吹奏楽作品は戦後にもあります。今回ご紹介した他には、「野球大会行進曲」、「モーターボート行進曲」など。
 また、以前「3人の会」のときに紹介した芥川也寸志「マーチ・イン・ド」は1959年のNHK放送記念日のために書かれた「祝典組曲」の3曲目でしたが、この1曲目である「序曲」は古関裕而の吹奏楽作品です。


 最後に、番組では紹介できなかった「栄冠は君に輝く」に関するエピソード。

 現在の高校野球大会公式歌となっているこの曲ですが、この前にその役を担っていたのは、山田耕筰の作品でした。
 古関は山田耕筰に憧れて作曲を始めていて、後に山田の世話でコロムビアなどで活躍するようになるので、これも一つの縁。
 そして、今回ご紹介したミュージック・エイト版(恐らく日本で最も演奏されている版)の編曲者・高澤智昌氏(現在、JBA関東甲信越支部長)は、山田耕筰の愛弟子なのです。

 何気なく演奏されているこの曲ですが、関わった人物の相関図を見ると、縁というのは面白いものだ、と思います。
 第49回目放送は下記の曲でした。

 - 最近の日本のオリジナルから~第12回“響宴” -

「ファンタズマ・ルナーレ:月光の中の幻影」  後藤 洋・作曲
                       (6分40秒)
           (吹奏楽)東京都立片倉高等学校吹奏楽部
                     (指揮)馬場 正英
          <ブレーン株式会社 BOCD-7484>

「“大樹の歌-マリンバとバンドの為の協奏曲”から
           第3楽章“結実の祭り”」真島俊夫・作曲
                       (7分10秒)
                   (マリンバ)名倉 誠人
                (吹奏楽)ヤマハ吹奏楽団浜松
                     (指揮)新田 ユリ
          <ブレーン株式会社 BOCD-7484>

「“銀河鉄道の夜~吹奏楽、合唱、ナレーションによる音楽童話”
          から“難破船からの乗客”」菊池幸夫・作曲
                       (4分20秒)
                 (ナレーション)水野 潤子
              (合唱)川越市立仙波小学校合唱隊
           (合唱)埼玉県立松山女子高等学校音楽部
             (合唱)埼玉県立川越高等学校音楽部
             (合唱)埼玉県立松伏高等学校合唱部
              (吹奏楽)川越奏和奏友会吹奏楽団
                     (指揮)佐藤 正人
          <ブレーン株式会社 BOCD-7485>

「行進曲“劒の光”」             酒井 格・作曲
                       (3分45秒)
               (吹奏楽)海上自衛隊東京音楽隊
                     (指揮)熊崎 博幸
          <ブレーン株式会社 BOCD-7485>


 去年もご紹介した「響宴」。重要なイベントなので、今年も採り上げてみました。
 ちなみに去年の内容はこちら

 後藤作品は、あまり吹奏楽の世界では見られないような静的な作品なので、紹介。
 響宴のプログラムやCDでは、ベートーヴェン「月光」を「嬰ヘ短調」と書いてあるのですが、「嬰ハ短調」ですよね。放送では「嬰ハ短調」に修正して紹介しましたが。

 真島作品は、昨年ご紹介できなかった「協奏曲スタイル」を、ということで。長いので三楽章のみ。

 菊池作品は、委嘱作であると同時に、今回の響宴の白眉、合唱付きという珍しい形態、と、紹介しないわけにはいかない秀作。
 残念ながら一部しか放送できず、独立したエピソードから何を選ぼうか、と考え、合唱やバンドの活躍度合いなども加味して、このくだりにしました。
 合唱に詳しい人なら、この合唱も相当すごいレベルなことに気付いてくれたはず。

 酒井作品は、「吹奏楽といえばマーチ」という風潮に応える意味で。


 来年、もし紹介できる機会があれば、そしてよい作品があれば、ぜひシンフォニック・ポップスも採り上げたいですね。


 次回は8月9日の放送です。「古関裕而特集」なのですが、貴重な音源を使ったりするので、ぜひ。
 8月は1回しかないんですよね・・・・・
 第47回目放送は下記の曲でした。

 - 七夕の音楽 -

「たなばた」                 酒井 格・作曲
                       (8分20秒)
            (吹奏楽)尚美ウィンド・オーケストラ
                     (指揮)近藤 久敦
             <東芝EMI TOCZ-9240>

「“星へのきざはし”から“ミルキー・ウェイ”」
                     櫛田てつ之扶・作曲
                       (2分42秒)
                   (吹奏楽)大阪市音楽団
                     (指揮)木村 吉宏
「“星へのきざはし”から“シグナス・愛の歌”」
                     櫛田てつ之扶・作曲
                       (6分23秒)
                   (吹奏楽)大阪市音楽団
                     (指揮)木村 吉宏
              <ブレーン BOCD-7401>

「マーチ・タナバタ」     團伊玖磨・作曲、伊藤 透・編曲
                       (5分50秒)
          (吹奏楽)リベラ・ウィンド・シンフォニー
                     (指揮)福田  滋
      <THREE SHELLS 3SCD-0006>


 七夕が近いので、たまにはこうした季節モノを。


 「たなばた」は番組中でも触れましたが、正式名称は「The Seventh Night of July」なんですが、一般的には「たなばた」で知られていますね。
 そもそも何故この曲が「たなばた」というタイトルになったか、という話は酒井さんのページに書いてあるので、興味のある方はご一読を。
 ちなみに、大阪音大のライブラリには、現在流通しているものよりも若干短い「原典版」の楽譜が存在しているのだとか。

 櫛田作品は、全12曲(3曲×4部)のうちの半分が完成していて、今回はその中から第一部のうちの2曲を採り上げました。ちなみに、あと1曲は「蠍座」。
 2曲目は、楽譜やCDの表記は「CYGNUS・愛の歌」。「聖闘士聖矢」世代の私は長い間これを「キグナス」だと思い込んでいたのですが、今回JASRACの作品検索(J-WID)で確認したら、「シグナス」だったんですね。

 「マーチ・タナバタ」は、正式にはローマ字で March「TANABATA」と表記します。
 下総皖一「たなばたさま」が引用されてますが、下総は團の師匠なんですよね。


 とりあえず、七夕当日は東京では晴れたので、よかったです。
 来月の地域も晴れるとよいですね。
 第42回目放送は下記の曲でした。

 - 兼田敏の世界 -

「日本民謡組曲“わらべ唄”から“山寺の和尚さん”」
                  わらべ唄、兼田 敏・編曲
                       (2分30秒)
           (吹奏楽)東京佼成ウインドオーケストラ
                     (指揮)小田野宏之
             <佼成出版社 KOCD-2901>

「吹奏楽のためのディヴェルティメント」    兼田 敏・作曲
                       (6分30秒)
                   (吹奏楽)大阪市音楽団
                     (指揮)朝比奈 隆
            <キングレコード KICC-408>

「吹奏楽のための交響的音頭」         兼田 敏・作曲
                       (4分55秒)
                   (吹奏楽)大阪府音楽団
                     (指揮)汐澤 安彦
             <東芝EMI TOCZ-9301>

「陽気な高校生」               兼田 敏・作曲
                       (2分35秒)
               (吹奏楽)海上自衛隊東京音楽隊
                     (指揮)竹村 純一
           <キングレコード KICW-3014>

「シンフォニック・バンドのためのパッサカリア」兼田 敏・作曲
                       (6分15秒)
                     (指揮)汐澤 安彦
            (吹奏楽)東京アンサンブルアカデミー
          <日本コロムビア COCG-13098>


 邦人だれか1人に焦点をあてて特集を組んだことがなかったのですが、ずっとやりたいと思っていました。
 で、その第一弾にするに相応しい人は、と言えば、やはりこの人になるのではないでしょうか。

 折しも兼田が亡くなったのは7年前(2002年)の5月19日。七回忌には一年遅いのですが、その功績を振り返ってみました。

 作品集も出ていたりするので、代表作はあらかた聴けちゃう時代なのですが、個人的に名演奏だと思っているものを集めてみました。特に「音頭」と「パッサカリア」は、私はこの演奏が好みです。

 本当のところは、もっと珍しい曲も紹介したかったのですが。
 我が家には京都国体のときの「行進曲・京都」「光に向かって」の音源があります。が、これらはテープ、しかも、本番での実況録音のためノイズ(というより会場の音)が入っていて、「曲を聴く」という感じにはならず、断念しました。

 「代表作がはっきりしている」というのは、実は危険なことです。それさえ演奏すればいい、ということになってしまいがちですので。
 例えばヴォーン=ウィリアムズは「イギリス民謡組曲」「海の歌」「トッカータ・マルツィアーレ」「フローリッシュ」あたりはよく演奏されますが、これの影となって「コンチェルト・グロッソ」(1924)、行進曲「黄金の虚栄」(1933)、「イギリスの心地よい大地」(1938/合唱付)、「3つのウェールズの賛歌による前奏曲」(1955)といった吹奏楽曲は演奏されません。

 「古典を大事にする」ということを隠れ蓑にして「これだけ紹介してればいいや」ということにはしたくないな、とは常に思っているのですが、なかなか・・・・・
 (だって音源が売られてないんですもん)


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