NHK-FM「吹奏楽のひびき」の記録です。
非公式ページですので、悪しからず。
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第40回目放送は下記の曲でした。
- バンドの楽器を知ろう - 「笛吹きパンの物語」 ジョージ・クラインジンガー作曲 (16分55秒) (語り)姫 ゆり子 (吹奏楽)東京佼成吹奏楽団 (指揮)福田 一雄 <東芝EMI EMI CZ28-9118> 「オーケストラに会おう」 ベルト・アッペルモント作曲 (7分30秒) (吹奏楽)ベルギー・ギィデ交響吹奏楽団 (指揮)イヴ・セフルス <BERIATO BERIATO WSR-043> スクール・バンドでは そろそろ新入生の楽器が決まる頃。この春から吹奏楽に興味を持った人も多かろう、ということで、楽器紹介の回を設けてみました。 ブリテンの「青少年のための管弦楽入門」みたいな曲を採り上げようと思った次第。 そういう傾向のものは意外と無いんですね。2009年3月号のバンドジャーナル付録に福島弘和さんが書いた「森の音楽隊」とかよかったのですが、音源が市販されてないし。 バーンズ「パガニーニの主題による幻想変奏曲」なんか、そういう風に使ってもいいんですが、長い&ナレーション入れられないので、ちょっと無理。 30分番組で、なんとかいい内容に出来ないか、と試行錯誤した結果がこうなりました。これだけビチッとはまると、なかなか嬉しくなります。 図らずも40年前の録音と、最近の録音、という組み合わせ。かたやアメリカでかたやヨーロッパ。前者は楽器の「原理」を主眼とし、後者は各楽器の「個性」に重きを置いた、と、好対照となってくれました。 何と言っても時間がピッタリ。 クラインジンガーは、ナレーション付きの音楽作品をたくさん作っています。オケなんかも多いですが、吹奏楽では他にも「テューバ吹きのタビーちゃん」が有名です。この「タビーちゃん」は、アメリカではほとんどの子供が知っているほど広まっている作品なんだとか。 今回使ったのは、佼成ウインドがまだ「東京佼成吹奏楽団」だった頃の録音。ナレーションの姫ゆり子さんは、現在72歳の大女優(なので30代前半のときの録音)。 「笛吹きパン」は、吹奏楽版だけではなく、オーケストラ版もあること(というよりオケ版が先)は、意外と知られていません。 そのオケ版はネット上で聴くこともできるので、そちらもお楽しみ下さい。 アッペルモントは、最近 佼成ウインドが自作自演で作品集を出したりと、特に注目を集めているので、トレンドという意味でも紹介してみました。 スコアの大部分が出版社のページからダウンロードできるので、興味を持った人は見てみるのも面白いでしょう。 わずかな時間にこれだけのソロを埋め込むのは大変かと思いますが、ちょっと曲としてのまとまりに欠いているのは惜しい感じですが。 PR ![]() ![]() |
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