NHK-FM「吹奏楽のひびき」の記録です。
非公式ページですので、悪しからず。
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第31回目放送は下記の曲でした。
- メンデルスゾーンのハルモニームジーク - 「ハルモニームジークのための序曲 ハ長調 作品24」 メンデルスゾーン作曲 (9分45秒) (吹奏楽)ロンドン交響楽団のメンバー (指揮)クラウディオ・アバド <ポリドール D.GRAMMOPHON POCG-1039> 「ハルモニームジークのための葬送行進曲 イ短調 作品103」 メンデルスゾーン作曲 (9分40秒) (吹奏楽)大阪市音楽団 (指揮)沼尻 竜典 <オクタヴィア・レコード EXTON OVCL-00113> 「“夏の夜の夢”の音楽 作品61から“結婚行進曲”」 メンデルスゾーン作曲、坂井貴祐・編曲 (5分25秒) (吹奏楽)尚美ウインドオーケストラ (指揮)小澤 俊朗 <ユニヴァース UNIVERSE UA-8010> 今年はメンデルスゾーン・イヤー。2月3日が生誕200年ということで、この企画です。 メンデルスゾーンの「吹奏楽曲」は、この「序曲」と「葬送行進曲」で全部です。 「序曲」は昔から有名ですが、元々の編成に忠実にやっている録音というのは非常に少ないのです。 昔からある佼成ウインドによるCDなどは、アメリカのゴールドマン・バンドのために現代編成用に第三者が書き直した楽譜を使っていて、編成はおろか、調性まで違うものさえ少なくありません。 《原典演奏》をしているもので現在手に入れやすいのは、「葬送行進曲」と同じCDに入っている大阪市音楽団の演奏と、このアバド盤の2種類でしょう(他にも海外のバンドがやってるので幾つかありますが)。 出来るだけ違う音盤を使いたかったので、アバド盤をチョイスしてみました。 「葬送行進曲」の音源は珍しいですね。このCDは他の曲も好企画だし、解説も充実している優れものの一枚なので、お持ちでないかたはぜひ。 ちなみに、楽譜はペータースから出ている(全集に収録)ので、研究目的でも手に入れてみると面白いです。 「結婚行進曲」は、余りの時間を埋める意味でも選曲。 吹奏楽での録音は意外に少ない気がします。原曲は当然C-durなのですが、手持ちの音源にはB-durのものも多く、さすがにそれは気持ち悪かったのでやめました。 ギャルドの演奏はC-durだったのですが、モノラル音源だったので、これも見送り。 今回の坂井版は、「新アレグロ」の中の1曲で、小編成用に書かれているために非常にクリアな音がします。 「新アレグロ」は非常に充実した内容ながらも「楽譜フルセット&CD11枚」を一括で買う(30万円を超える値段)しか入手方法がないので、個人で買うのは難しい代物です。 CDにはとてもいいものが揃っているだけに、バラ売りされていないのは勿体ない気がします。 PR ![]() ![]() |
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