NHK-FM「吹奏楽のひびき」の記録です。
非公式ページですので、悪しからず。
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第9回目放送は下記の曲でした。
− ファンファーレ・オルケストの世界 − 「アルセナール」 ヤン・ヴァン・デル・ロースト作曲 (3分25秒) (吹奏楽)ネーデルラント・ファンファーレ・オルケスト (指揮)ヤーコプ・スラフター <蘭 NM Classics NM Extra 98022> 「荘厳な式典のためのコラール」 マルク・ファン・デルフト作曲 (5分50秒) (吹奏楽)フリスク・ファンファーレ・オルケスト (指揮)ヨウケ・フークストラ 「エルの出来事」 レオン・フリーフ作曲 (16分15秒) (吹奏楽)フリスク・ファンファーレ・オルケスト (指揮)ヨウケ・フークストラ <蘭 NM Classics NM Classics 92083> 「吹奏楽」は極めて広義なもので、そのなかには色々な形態があります。普段のいわゆる「吹奏楽」から見て隣接領域にあたる他の管楽合奏も、たまには触れていきたいと思っています。 で、「ファンファーレ・オルケスト」(ファンファーレ・オーケストラ/ファンファーレ・バンドとも)は、ヨーロッパではメジャーながら、日本では最近になってちょっと知られてきた、という程度の認知度でしょう。存在を知っていても実際の音を聞いたことがない、という人も多いかと思いましたので、今回特集してみました。 が、曲の長さの関係上、どうしても解説をしゃべる時間が不足し、「音の紹介」にしかならなかったのが残念。 今回の意図としては、「アルセナール」は「吹奏楽」で演奏したことがある人も多いでしょうから、その比較対象として用意しました。 「荘厳な式典のためのコラール」は、金管コラールをこの編成でやったらどうなるか、ということで、他の金管合奏との差異を感じてもらおうと選曲しました。 そして「エルの出来事」は、今現在、この編成のためにどのような曲が多く書かれているか、という意味で採り上げました。実のところ、この曲がそんなに「いい」と思っていないのですが、「この編成ではどのような曲が《受けて》いるのか」ということを紹介しておくのも、大事なことなのではないかと思い、敢えて選曲しました。もっとも、ファンファーレ・オルケストを構成している個々の楽器それぞれに見せ場があるから、という理由もありましたが。 時間不足のためご紹介できなかったプチ情報。 演奏団体のうち、ネーデルラント・ファンファーレ・オルケストは、コンセルトヘボウ管を始めとするオランダの主要なオーケストラの管楽器奏者が集まって作っているバンドです。いわば「なにわ《オーケストラル》ウィンズ」のオランダ/ファンファーレ・オルケスト版。プロのオーケストラ奏者の音色によるアルセナールは、なかなか聴きものでした。ちなみに、指揮者のヤーコプ・スラフターは著名なホルン奏者です。 一方、フリスク・ファンファーレ・オルケストは、アマチュアのバンドです。 ファンファーレ・オルケストは歴史も長く、古くはギャルド・レピュブリケーヌも吹奏楽団の他に編成しています。赤松文治著「栄光のギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団」に記述があるので、興味のある人は探してみると面白いでしょう。 PR ![]() ![]() |
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