NHK-FM「吹奏楽のひびき」の記録です。
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第39回目放送は下記の曲でした。
- シエナ・ウインド・オーケストラ演奏会から - 「庶民のファンファーレ」 コープランド作曲 (3分10秒) (吹奏楽)シエナ・ウインド・オーケストラ (指揮)金 聖響 「キューバ序曲」 ガーシュウィン作曲、真島俊夫・編曲 (10分20秒) (吹奏楽)シエナ・ウインド・オーケストラ (指揮)金 聖響 「サロン・メキシコ」 コープランド作曲、マーク・ハインズレー編曲 (10分55秒) (吹奏楽)シエナ・ウインド・オーケストラ (指揮)金 聖響 ~東京芸術劇場で収録~ <2008/12/13> 演奏会のライヴ録音シリーズにシエナ登場です。 このコンサートと同じ選曲のCDが発売されることになっていますが、そちらはセッション・レコーディング。こちらはライヴです。 いつもなら演奏会のライヴ音源は2週分作成するのですが、今回は諸事情により、一本分となってしまったのが残念。 曲名は、NHKの定訳によります。 「庶民のファンファーレ」は「市民のファンファーレ」のこと。元々の意味としては「庶民」の方が近いのですが(「兵士」の対義語的な用いられ方) 「サロン・メキシコ」は、「エル・サロン・メヒコ」。こう書かれると、ちょっと違和感ありますね。 個人的にシエナのヴィヴィッドなサウンドは大好きです。なかなか「コンサートのライヴ」を録るのは色々な要素が絡んで実現が難しかったのですが、今回紹介できてよかったです。 次はオリジナル作品の演奏も紹介してみたいですね。 PR
第36回目放送は下記の曲でした。
- バンド維新2009作品発表コンサート -(2) 「新しい行進曲」 外山雄三・作曲 (3分15秒) (吹奏楽)浜松市立南部中学校 (指揮)野崎 豊 「レッツ・スウィング」 前田憲男・作曲 (4分55秒) (吹奏楽)静岡県立浜名高等学校 (指揮)太田 貴望 「織られた時3~管楽アンサンブルのための~」 野平一郎・作曲 (7分25秒) (吹奏楽)浜松海の星高等学校 (指揮)土屋 史人 「雲の上の散歩道」 北爪道夫・作曲 (6分15秒) (吹奏楽)名古屋市立新郊中学校 (指揮)楫野 克彦 ~静岡県・アクトシティ浜松で収録~ <2009/3/1> 先週に引き続き、バンド維新のライヴ録音です。 今回もタイプの違う4曲をご紹介。 外山作品は、スコアを見ながら聴いた方は分かったかと思いますが、実は2回繰り返しています。 本番当日のトークが意味深だったのですが、これは当日聴かれた方の特権ということで。 前田作品は、前日のリハーサルが素晴らしかったとのこと。何でも、前田さん本人がバンドの中に入ってピアノを弾いて指導したとか。なんたる贅沢! 前回・今回と7曲をご紹介した他に、あと1曲(渡辺俊幸作品)ありましたが、どれも「小編成・中高生が演奏」というテーマにも関わらず、多種多様な作品となっていて、興味深かったです。 次回がどのような人選となるか、期待したいところです。 個人的には映像系ならば岩代太郎や坂田晃一といった方に書いてもらえると面白いかな、なんて思っていますが。
第35回目放送は下記の曲でした。
- バンド維新2009作品発表コンサート -(1) 「青竜舞」 丹生ナオミ作曲 (7分25秒) (吹奏楽)浜松学芸中学校・高等学校 (指揮)塚本 圭司 「アヴェ・マリア」 新実徳英・作曲 (6分15秒) (吹奏楽)浜松市立与進中学校 (合唱)ジュニアクワイア浜松 (指揮)宮津 宗之 「メメント・モリ~ウインド・アンサンブルのための~」 片岡俊治・作曲 (9分00秒) (吹奏楽)東海大学付属高輪台高等学校 (指揮)畠田 貴生 ~静岡県・アクトシティ浜松で収録~ <2009/3/1> 今年が2回目となったバンド維新。 昨年は市販CDから抜粋での紹介でしたが、今年は浜松まで録りに行き、実際の中高生の演奏での紹介です。 バンドパワーのレポートにも書かれていた通り、このイベントは「中高生がどのように演奏したか」を聴いておきたいところです。なので、今回、紹介が出来たことは素晴らしいことだと思います。 初回は「割とオーソドックスな吹奏楽曲」「合唱とのコラボレーション」「公募作品」という、目的の異なる3つの曲。 それぞれが独自のアプローチをしていて面白いところです。 たまたまこの放送日が「響宴」の本番でした。 私の曲と、公募作品の作曲者である片岡さんの曲が「響宴」に乗っていましたので、ちょっと番宣して頂きました。感謝。
第33回目放送は下記の曲でした。
- 武蔵野音楽大学ウィンドアンサンブル演奏会から -(2) 「歌劇“仮面舞踏会”序曲」 ニルセン作曲、ジョン・ボイド編曲 (5分05秒) (吹奏楽)武蔵野音楽大学ウインドアンサンブル (指揮)ドン・ウィルコックス 「リカード・ノードロークのための葬送行進曲」 グリーグ作曲、ヤン・エリクセン、フレデリック・フェネル編曲 (8分50秒) (吹奏楽)武蔵野音楽大学ウインドアンサンブル (指揮)ドン・ウィルコックス 「第三竜騎兵連隊の栄誉行進曲」 エルリング・モスタッド作曲、ドン・ウィルコックス編曲 (3分40秒) (吹奏楽)武蔵野音楽大学ウインドアンサンブル (指揮)ドン・ウィルコックス 「歌劇“オプリチニーク”から 舞曲」 チャイコフスキー作曲、ジョン・ブージョワー編曲 (吹奏楽)武蔵野音楽大学ウインドアンサンブル (指揮)ドン・ウィルコックス ~東京オペラシティ・コンサートホールで収録~ <2008/12/16> 先週に引き続いての、武蔵野音大WEの定期演奏会のライヴ録音。 今回は北欧のものを中心に構成してみました。 全部「編曲」がクレジットされていますが、グリーグとモスタッドは吹奏楽オリジナルで、現代(アメリカ)の編成に合わせるための編曲です。 グリーグのは、NHKの定訳に従ってこの表記になっていますが,他にも「リッカルド・ノルドローク」などの表記でも知られています。 ピアノ版が先に書かれていて、グリーグ自身の手で金管バンド版、そして吹奏楽版が作られています。 金管バンド版もフィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルによって録音が市販されていますので、興味のある人は聴いてみるといいのではないでしょうか。 ちなみに、オケ版もあるようですが、これはヨハン・ハルヴォルセンの編曲です(グリーグ本人の葬式でも流れたとか)。 「第三竜騎兵連隊の栄誉行進曲」も吹奏楽オリジナル作品で、ノルウェーの軍楽マーチです。秋山紀夫先生の「吹奏楽曲プログラム・ノート」に記載がありますが、私も今まで音を聴いたことがありませんでした。 次回は「3人の会」のマーチですが、放送は3月8日となります。 3月1日は、NHK-FMの放送開始40年記念特番のため休止です。 個人的には、この放送記念番組で放送されるラジオドラマ「愛と修羅」が気になるところ。 1967年に放送されてイタリア賞を受賞したドラマですが、音楽は湯浅譲二先生が担当されています。 放送は2月28日、21:00〜22:15。
第32回目放送は下記の曲でした。
- 武蔵野音楽大学ウィンドアンサンブル演奏会から -(1) 「ジュビリー序曲」 フィリップ・スパーク作曲 (6分20秒) (吹奏楽)武蔵野音楽大学ウィンドアンサンブル (指揮)ドン・ウィルコックス 「交響曲 第2番から 第3楽章“解き放たれたアポロ”」 フランク・ティケリ作曲 (6分05秒) (吹奏楽)武蔵野音楽大学ウィンドアンサンブル (指揮)ドン・ウィルコックス 「フィアレス」 デーヴィッド・ウィリアムズ作曲 (4分30秒) (吹奏楽)武蔵野音楽大学ウィンドアンサンブル (指揮)ドン・ウィルコックス 「シミテール男爵のマンボ」 ドナルド・グランサム作曲 (5分50秒) (吹奏楽)武蔵野音楽大学ウィンドアンサンブル (指揮)ドン・ウィルコックス ~東京オペラシティ・コンサートホールで収録~ <2008/12/16> 音大吹奏楽団のライヴ録音シリーズ、今回は武蔵野音大です。 指揮のウィルコックスは、アメリカ吹奏楽界の重鎮。ベンクリシュートーやレイ・クレーマーなど、武蔵野音大の吹奏楽はこうした系譜が続いています。 当日のプログラムは ニールセン/ジョン・ボイド 「歌劇“仮面舞踏会”序曲」 フランク・ティケリ 「交響曲 第2番から 第3楽章“解き放たれたアポロ”」 グリーグ作曲/ヤン・エリクセン、フレデリック・フェネル 「リカード・ノードロークのための葬送行進曲」 エルリング・モスタッド/ドン・ウィルコックス 「第三竜騎兵連隊の栄誉行進曲」 デーヴィッド・ウィリアムズ 「フィアレス」 チャイコフスキー/ジョン・ブージョワー 「歌劇“オプリチニーク”から 舞曲」 〜〜休憩〜〜 フィリップ・スパーク 「ジュビリー序曲」 リャードフ/ドン・ウィルコックス 「ロシアのフェスティヴァル」 ジュリー・ギロー 「ポーランド騎兵隊序曲」 スーザ/ブージョワー 「勇敢なる第七連隊行進曲」 ドナルド・グランサム 「シミテール男爵のマンボ」 というもの。 おそらく、第一部と第二部で、それぞれ対応するような曲種(序曲→三部形式的楽曲→行進曲いくつか→舞曲)とし、モダンとクラシカルが交互に来るようにしたのだと思います。なかなか深いですが、ちょっと分かりづらいと思いましたし、全曲放送できるわけではないので、今回はオリジナルを中心に、次回は北欧のものを中心に編成しました。 今回のは、「フィアレス」を除けば、最近流行のものばかりですので、特に説明もいらなかったかと。 ティケリの「解き放たれたアポロ」とグランサム「シミテール男爵のマンボ」はアメリカで流行してるんでしょうか。コーポロン指揮の昭和音大でもCDに収録されています。 特に、グランサムのは昨年末に初来日したアメリカのコーストガード音楽隊のコンサートでも演奏されていました。 この曲、日本では「バロン・シメティエール」と訳されることが多いようですが、ブ−ドゥー教のゲーデを題材にしているので、「シミテール男爵」と訳すべきでしょう。 ちなみに、単独で演奏されることが多いので意外と知られていませんが、この曲は「サムディ男爵のサラバンド」とセットで構成される「男爵たち」という曲の一部なのです。 全曲はグランサムの作品集に収録されているので、興味のある方はぜひ。 |
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