NHK-FM「吹奏楽のひびき」の記録です。
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第62回目放送は下記の曲でした。
- 東京芸術大学吹奏楽定期演奏会から -(2) 「トロンボーンと吹奏楽のための協奏曲 変ロ長調」 リムスキー・コルサコフ作曲 (11分00秒) (トロンボーン)田中 裕香 (吹奏楽)東京芸術大学管・打楽器専攻学生 (指揮)稲川 榮一 「祝典前奏曲 作品61」 リヒャルト・シュトラウス作曲、稲川榮一・編曲 (12分20秒) (オルガン)大平 健介 (吹奏楽)東京芸術大学管・打楽器専攻学生 (指揮)稲川 榮一 ~東京芸術大学奏楽堂で収録~ <2009/11/25> 先週に引き続き、芸大ブラスの定期から。今回は、学生をソリストにした2曲。 「祝典前奏曲」は非常に珍しい大曲。「1人吹奏楽」であるオルガンと大編成吹奏楽団との競演は、かなり聴き応えのあるものだったと思います。 PR
第61回目放送は下記の曲でした。
- 東京芸術大学吹奏楽定期演奏会から -(1) 「楽劇“ニュルンベルクのマイスタージンガー” 第1幕への前奏曲」ワーグナー作曲、木村吉宏・編曲 (9分55秒) (吹奏楽)東京芸術大学管・打楽器専攻学生 (指揮)稲川 榮一 「幻想交響曲 作品14から 第4、第5楽章」 ベルリオーズ作曲、クリスティアン・ヤンセン編曲 (15分05秒) (吹奏楽)東京芸術大学管・打楽器専攻学生 (指揮)稲川 榮一 ~東京芸術大学奏楽堂で収録~ 音楽大学の吹奏楽定期・ライヴ録音シリーズ。今回は最高学府、東京藝術大学の吹奏楽団。 「芸大ブラス」という愛称で知られるこのバンド、実は正式名称がないんですね。 歴史はかなり古く、ルーツは1935年、まだ東京音楽学校という名前だった頃に、管楽器専攻の第一期生が3人 入学したこと。番組中では触れませんでしたが、この3人のうちの1人が山本正人だというのは、実に象徴的。 その後、吹奏楽研究部として編成されたバンドは、NHKのラジオ番組の収録に定期的に参加するなど、非常に盛んな活動をしていました。 いま活躍している管楽器奏者の多くを排出したこのバンド、現在では なかなかその音を聴く機会がありませんでしたので、今回紹介できたことは、とてもよかったです。 今回は、「管楽器の発展に大きな貢献をした大作曲家の名曲」というテーマだったため、編曲作品がほとんどのプログラム。6月の演奏会(定期ではなく学内演奏会扱い)ではオリジナルもよく演奏されているそうですが。
第59回目放送は下記の曲でした。
- 東京音大シンフォニックウインドアンサンブル 演奏会から - 「トッカータとフーガ ニ短調 BWV565」 バッハ作曲、ライゼン編曲 (10分00秒) (吹奏楽)東京音楽大学シンフォニックウインドアンサンブル (指揮)加養 浩幸 「スペイン狂詩曲」 ラヴェル作曲、森田一浩・編曲 (15分40秒) (吹奏楽)東京音楽大学シンフォニックウインドアンサンブル (指揮)加養 浩幸 ~東京芸術劇場で収録~ <2009/7/9> (東京音楽大学提供) 音楽大学の吹奏楽コンサートのライヴ録音シリーズということで、今回は東京音大を紹介。 長年、汐澤安彦に率いられてきたこのバンド、今年から加養浩幸にバトンタッチということで、そのデビューコンサートというタイミングです。 140人を超えるという大編成を活かした曲を、ということでこの選曲となりました。 他、真島俊夫「睡蓮の花」(マリンバ協奏曲)あたりも紹介したかったのですが、7月に響宴を紹介した際に真島俊夫「大樹の歌-マリンバとバンドの為の協奏曲」を流してしまったために、惜しくも断念。 キャンプハウス「ダコタ・ラプソディ」も面白かったのですが、時間がうまく嵌まらず。 曲自体の面白さよりも、バンドの特徴をよく表した演奏の方をセレクトしました。
第52回目放送は下記の曲でした。
- 大阪市音楽団ライブ -(2) 「彼方の祝祭」 後藤 洋・作曲 (11分00秒) (吹奏楽)大阪市音楽団 (指揮)飯森 範親 「“ダッチ・マスターズ組曲”から“恋文”“王子の日”」 ヨハン・デ・メイ作曲 (13分10秒) (吹奏楽)大阪市音楽団 (指揮)飯森 範親 ~大阪 ザ・シンフォニーホールで収録~ <2009/6/5> 先週に引き続いて、大阪市音の定期ライブから。 「彼方の祝祭」は、大阪市の市制120周年記念委嘱作品。 もちろん当日会場で聴いた人以外は初めて聴くことになったと思います。 「ダッチ・マスターズ組曲」は、シアター・ピース的要素も含む変わった作品。 飯森さんは、かつて「トリビアの泉」でカーゲルの「フィナーレ」が採り上げられたときに、「曲の途中で倒れる指揮者」の役回りで映っていたことがあるのを、覚えていた人も多いでしょう。 今回の演出も非常に凝ったもの(スコアの指示以上のことがされている)になっていて面白かったのですが、いかんせんラジオではお伝えできず。 市音の演奏会後記に写真も載っていますので、そちらもご覧下さい。 それにしてもこの曲、WMCの課題曲らしいのだけど、この種の曲が課題曲になるって、凄いと思う・・・・・ 「彼方の祝祭」と「ダッチ・マスターズ」には、どちらも「ルネサンス音楽の引用」という意外な共通点も。 演奏会全体については、樋口幸弘さんが書かれているバンドパワーのレポートが非常に詳しいので、そちらもご参照を。
第51回目放送は下記の曲でした。
- 大阪市音楽団ライブ -(1) 「ワイルド・ブルー・ヨンダー」 ジェームズ・バーンズ作曲 (7分35秒) (吹奏楽)大阪市音楽団 (指揮)飯森 範親 「ウィークエンド・イン・ニューヨーク」 フィリップ・スパーク作曲 (7分40秒) (吹奏楽)大阪市音楽団 (指揮)飯森 範親 「華麗なる舞曲」 クロード・トーマス・スミス作曲 (8分35秒) (吹奏楽)大阪市音楽団 (指揮)飯森 範親 ~大阪 ザ・シンフォニーホールで収録~ <2009/6/5> 大阪市音&飯森範親という組み合わせで、前評判が非常に高かったこの演奏会のライブ録音をご紹介することができました。 この番組の前身「ブラスのひびき」でナビゲーターを務められていた樋口幸弘さんの影響が色濃い市音のプログラムは、海外のトレンドを日本に持ち込む意味でも大変興味深いもの。 時間の関係で全部はご紹介できないものの、主要な内容は2週に渡ることで抑えられたのではないかと。 今回は、アメリカの軍楽隊の委嘱作品で固めてみました。 「ワイルド・ブルー・ヨンダー」は、武蔵野音楽大学のCDも出ているので、近作の割には知名度も高い、はず。 「ウィークエンド・イン・ニューヨーク」はスパークの作品の中でも、ちょっと珍しいテイストの新作。今年の全日本吹奏楽コンクールでも演奏されるので、今後のトレンドになるか。 「華麗なる舞曲」は、今回の目玉。過去の伝説の名演(大阪市音の80年記念誌に付属のCDに収録)と同じ組み合わせによる、ということで注目度抜群。 今回もすさまじいテンポ設定での豪快な演奏。放送後の反響も大きかったです。 余談ながら、個人的には過去に「東京佼成ウインドオーケストラ&下野竜也」という組み合わせ(定期演奏会)で聴いた「華麗なる舞曲」も、これに匹敵する壮絶さだったと思います。 |
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